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*Blog*

社会人になりたての頃に購入した革の手帳があるのですが、こちらを最近買い替えようかどうか迷っています。

色が落ち着いたワインレッドなので、年齢関係なく持っていても大丈夫だろう色ではあるのですが、近頃はずっと違う色に心惹かれてしまいまして。

けれどもう二十年近く使い込んでいる手帳なので、ちょっと悩みどころです。

良い感じに味も出ており、手にしっくり馴染む感じもあります。

が、こちらの手帳が一番活躍したのはOL時代と、旧名義の頃なわけで。

新たな名義となった今、名前に合わせた色味に変えたい、変えるべきではないかなぁ、と思う自分がいます。

完全なる自己満足なのですが、こだわりたい部分です。

しかも、幸いにも手帳はダヴィンチというメーカーさんで、今もなお長く愛されています。そのため同じタイプの色違い手帳が未だに販売されているため、使い心地はそのままに、色だけ今の嗜好に合わせたものも選べるという……。

お値段は割とするのですが、二十年近く使えている手帳がすでにあるため、こちらは心配ないどころかコスパも良いというお墨付き。

素材が変更されていないかどうかは確認しないとわかりませんが、革なのは変わっていないようです。

今の気持ちとしては来月あたりに買い替え……となりそうですが、二冊の手帳をどう有効活用するか(長い方を眠らせるという選択肢は無しで)考えねばなりません。

ジャンルに応じて使い分け、でも良いかもしれませんね。

(長いほうがロマンスもの、新しいほうがそれ以外、のように)

もう少しだけ、悩んでいようと思います。


先日上げていたスケジュールの結果メモです。

予定していた「火出づる国の娘」については目標文字数十万字を無事突破し、応募規定範囲となりました。ラストは101402字で終了という結果です。

まずまずといったところでしょうか。

で、もう一作の「拝啓、兄上様!」なのですが………全然手が付けられませんでした(汗)

誰でしょうか、商業時代は一日一万字越えてたとか言っていたのは……。

反省です。が、こちらは別公募に参加する予定です。

今はまだ応募の取り下げが出来ないため、終わり次第といった形になりそうです。

そして、ここから7月23日までの予定なのですが、以前のスケジュールにも少し書いた通り、noteさんの創作大賞に応募している作品があるためそちらの完結を目指す形になります。

こちらは文字数も必要ですが最終的には完結がラスト目標です。

嫌な女子が出てくる予定なので(笑)頑張って書きたいなと思います。

それでは、前回の反省を活かせるよう精進します。


他人様の作品を読むたび、ああどうして私はこんな風に描けないのだろう……と自暴自棄になったりもします。稚拙過ぎる己の文章に、こうではない、目指している姿は全く違うのだと原稿を破り捨てたくなるのが常です。

かといって、その他人様の文章も一朝一夕でできたものではないのは明白。結局は、今やれている方への羨望と嫉妬でしかないのです。

わかっていても、自棄になるのは早々やめられず。私としてはもっと和的な表現方法で徹底したいのですが、以前頑張って書いた文章を担当様に「わかりにくいです」と言われてしまいました。それはそうです。今や誰も使用していない単語を多様したところで、伝わるはずもありません。自分の文章で知識が増えるでしょ、なんて奢った作家など誰も見向きもするはずないのです。

けれども、やはり上手い方はそれでさえ覆して見せるのです。日本語というのはある意味難解で、けれど実のところ分かりやすくもあったりします。

例えば、快哉(かいさい)を叫ぶ、という言葉。日常では基本使われませんが、小説となれば種類によってはいたることろで目にします。意味は心が晴れやかになって思わず叫ぶ、というものなのですが、なんとなく快いという字と、叫ぶの表現で知らずとも意味は伝わるのではないでしょうか。

簡単に言えばこういうことです。私が目指したい表現方はこういった文字を適度に操れるようになること。現代語も混ぜた上で、です。

今現在、公募に出している作品の改稿中なのですが、ああ、字が簡単すぎる……いや伝わり易い表現もそれはそれで大切なのだけど、と自分の理想と実力不足の現実に頭を抱えてばかりおります。要は語彙力の問題?いいえ、ことはそう簡単ではないのです……人生経験も含め、文字が流れるように出てこなければいけないのです。もう何年作家をやっているんだ、と自らに突っ込みつつ、今日もああでもないこうでもない、とのたうちながら字を綴るしかないのでしょう。

ううん、今日の日記は結局のところ自分の実力不足についての愚痴でしかありませんでしたね。とにかく、日々こつこつやっていくだけ、それしかないのです。



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