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足りぬは己の自戒へと

他人様の作品を読むたび、ああどうして私はこんな風に描けないのだろう……と自暴自棄になったりもします。稚拙過ぎる己の文章に、こうではない、目指している姿は全く違うのだと原稿を破り捨てたくなるのが常です。

かといって、その他人様の文章も一朝一夕でできたものではないのは明白。結局は、今やれている方への羨望と嫉妬でしかないのです。

わかっていても、自棄になるのは早々やめられず。私としてはもっと和的な表現方法で徹底したいのですが、以前頑張って書いた文章を担当様に「わかりにくいです」と言われてしまいました。それはそうです。今や誰も使用していない単語を多様したところで、伝わるはずもありません。自分の文章で知識が増えるでしょ、なんて奢った作家など誰も見向きもするはずないのです。

けれども、やはり上手い方はそれでさえ覆して見せるのです。日本語というのはある意味難解で、けれど実のところ分かりやすくもあったりします。

例えば、快哉(かいさい)を叫ぶ、という言葉。日常では基本使われませんが、小説となれば種類によってはいたることろで目にします。意味は心が晴れやかになって思わず叫ぶ、というものなのですが、なんとなく快いという字と、叫ぶの表現で知らずとも意味は伝わるのではないでしょうか。

簡単に言えばこういうことです。私が目指したい表現方はこういった文字を適度に操れるようになること。現代語も混ぜた上で、です。

今現在、公募に出している作品の改稿中なのですが、ああ、字が簡単すぎる……いや伝わり易い表現もそれはそれで大切なのだけど、と自分の理想と実力不足の現実に頭を抱えてばかりおります。要は語彙力の問題?いいえ、ことはそう簡単ではないのです……人生経験も含め、文字が流れるように出てこなければいけないのです。もう何年作家をやっているんだ、と自らに突っ込みつつ、今日もああでもないこうでもない、とのたうちながら字を綴るしかないのでしょう。

ううん、今日の日記は結局のところ自分の実力不足についての愚痴でしかありませんでしたね。とにかく、日々こつこつやっていくだけ、それしかないのです。



 
 
 

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